結論
段差などで車の下を擦っても、必ず故障しているとは限りません。まず安全な場所に停めて、液体が漏れていないか、何かが垂れ下がっていないか、走った時に異音や違和感がないかを確認します。
軽く擦っただけで特に変化がなければ様子を見られる場合もありますが、「かなり強くぶつけた」「液体が漏れている」「部品が外れている」といった場合は、無理に走らず車屋さんなどに相談した方が安心です。
「ガリッ!」と音がしても、まず落ち着いて確認する
コンビニの入口や急な坂、駐車場の段差、輪止めなどで、「ガリッ!」と車の下を擦ってしまうことがあります。
車内ではかなり大きな音に聞こえるので焦りますが、音がしただけで故障したとは限りません。まず安全な場所まで移動できる状態なら停車して確認します。
最初に車の下を外から見る
車の下を確認するといっても、自分で下に潜る必要はありません。
安全な場所に停めて、車の前後や横から見える範囲を確認します。部品やカバーのようなものが垂れ下がっていないか、何か地面に落ちていないかを見ます。
よく見えないからといって、ジャッキだけで車を持ち上げて下に入るようなことは避けた方が安全です。
液体が漏れていないか確認する
次に、車の下に液体が出ていないか確認します。
車の下にはエンジンやさまざまな部品があるため、擦った場所によっては液漏れにつながる可能性もあります。
透明な水が少し落ちているだけなら、エアコンの排水の場合もあります。一方で、油っぽい液体や色のついた液体が出ている、短時間で量が増えているという場合は、そのまま走らず相談した方がよいでしょう。
何か垂れ下がっていないか確認する
車の底には、カバーなどが取り付けられている車もあります。段差などに当たったことで、一部が外れたり垂れ下がったりすることがあります。
明らかに何かがぶら下がっている、地面に擦っているという状態なら、そのまま走り続けるのは避けた方がよいです。
何の部品か分からなくても、「車の下のカバーみたいなものが垂れています」と伝えれば大丈夫です。
少し動かして異音や違和感がないか確認する
外から見て液漏れや垂れ下がっている部品がなく、安全に動かせそうなら、走った時に普段と違う症状がないか確認します。
- 車の下からガラガラ・カラカラと音がする
- 何かを引きずっているような音がする
- ハンドルを取られる感じがする
- ブレーキの感覚がおかしい
- 警告灯がついた
こうした症状が出た場合は、「見た目は大丈夫そうだから」とそのまま走り続けない方がよいでしょう。
擦っただけで何も変わらないなら?
軽く「ガリッ」と擦ったものの、液漏れもなく、部品も外れておらず、走っても特に変化がないこともあります。
この場合は必ず重大な故障が起きているとは限りません。下側のカバーなどを擦っただけという場合もあります。
ただし、車の下側は自分では確認しにくい場所です。「かなり強くぶつけた」「今までにない大きな衝撃だった」という場合は、症状がなくても点検のついでなどに見てもらうと安心です。
縁石や輪止めに乗り上げた場合はタイヤ周辺も見る
車の中央ではなく、タイヤ付近を強くぶつけたり乗り上げたりした場合は、タイヤやホイールも見ておきます。
タイヤに大きな傷や膨らみがある、ホイールが大きく変形している、走ると車がまっすぐ進みにくいといった変化があれば点検してもらった方がよいでしょう。
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こんな状態なら無理に走らない
- 液体が明らかに漏れている
- 車の下から部品が垂れ下がっている
- 何かを引きずっている
- 大きな異音が続いている
- 警告灯がついた
- ハンドルやブレーキの感覚がおかしい
- タイヤやホイールに大きな損傷がある
このような場合は、自分で車屋さんまで運転して行くことにこだわらない方がよいです。状況を電話で伝えて、走ってもよい状態か確認する方法もあります。
車屋さんにはなんて言えばいい?
「段差で車の下をガリッと擦ってしまいました。一度下回りを見てもらえますか?」くらいで十分です。
強くぶつけた場合や異音がする場合は、「結構大きな音がしました」「そのあとから走ると音がします」など、分かる範囲で付け加えます。
どの部品を擦ったのか自分で特定する必要はありません。車屋さんに見てもらう時は、「どこで、どんな感じで擦ったか」を伝えるだけでも参考になります。
まとめ
車の下を擦ったら、まず安全な場所で「液漏れ」「部品の垂れ下がり」「異音や走行時の違和感」を確認します。
軽く擦っただけで特に変化がなければ大きな問題がない場合もあります。一方で、液漏れや異音、部品の脱落、ハンドルやブレーキの違和感などがあれば、無理に走らず車屋さんなどに相談するのがよいでしょう。
記事内容は一般的な情報をもとにまとめています。異常を感じた場合は、整備工場やディーラーなど専門業者への相談をおすすめします。